おはなし

ねずみのラリー街へ行く

街のネズミ、ザイテック役を津島さんが演じています。バブル景気に乗って羽振りの良くなった成金オヤジ風。妙に似合っています。この名前、”財テク”からきているのでしょうか?
大倉さん、上野さんは、賑やかな街や猫の歌を歌っています。一言「ニャーオ~」と言っているので、あえて言えば猫役?
最後、田舎の良さを歌い上げる こおろぎ’73の歌声が、なんとも穏やか、平和です。

歌ものがたり
歌/岡崎裕美、こおろぎ’73
作詞/阿部直美 作曲/阿部直美 編曲/淡海悟郎
EE-3182 (1988)
ラリー、ナレーション=岡崎裕美
ザイテック(街のネズミ)=津島隆文

ちびくろサンボ

眞理ヨシコさんと こおろぎ’73の演じるミュージカルですが、私はレコード音源で聴いただけです。
レコードはライブ録音なので、客席の反応も入っています。後から入れたらしき、眞理さんの状況説明ナレーション入り。
どの こおろぎ’73挿入歌も、ハーモニーが美しいです。
ママ(マンボ)=さとさん、パパ(ジャンボ)=津島さん。もう、これ以外のキャスティングは考えられません。特に、女言葉の さとさんがいいですねえ(笑)

■筋肉ムキムキ、怒りんぼうトラ=上野さん
登場シーンは「志村、うしろうしろーっ」って感じですかねえ。
大声出しすぎて むせているのは、あれは台本にあったんでしょうか?本気で咳き込んでいるように聞こえます。
ガラ悪く威嚇していますが、所々、丁寧な言葉遣いで可愛らしさが覗いています。上着を貰って、嬉しそうに笑っている様子もラブリー。

■歌トラ=さとさん
「うはははーぅ」と鳴いています。怪しすぎ。
メチャクチャな音程で「黒猫のタンゴ」を歌うトラですが、音痴な割りに、リズムにはキチンと乗れています。サンボから歌が下手だと言われた瞬間に客席が沸くのは、さとさんのリアクションが面白かったんでしょうね。そういうところが、音だけだと分からないので残念。
この歌トラのシーンが、客席の反応が一番大きいように思います。

ズボンを着替えている間に、津島パパが”親の歌”をソロで歌いながら舞台を横切っていったようです。思わぬところで美味しいソロシーンのあった津島さんでした。

■恥ずかしがりトラ=大倉さん
「みゃ~おう~」の鳴き声に、客席からは「猫、猫~」の声が…(笑)
女の子みたいな歩き方をする、可愛らしいトラのようです。なんか…おねえキャラで、妙に大倉さんに似合っています。「やだぁ」「あ~~~ん」「できないも~ん」「どこまでだって付いてくよ~」「おいしそ~ぉ」「食べられちゃうんだよお」「だめぇ」「ニャ~オ」「簡単じゃなぁ~い」「またねぇ~」……どの台詞にも、語尾に全てハートマークが付いて聞こえる~(汗) 大倉さん…まさか、素で演じてないでしょうね!?
でも、このおねえトラは口調がそんなだけで、女の子にはモテたいらしいです(笑)

■腹ぺこトラ=津島さん
一番話の通じなさそうな雰囲気(笑)
お腹が空いて力の出ない感じや、顎の外れた表現など、思っていた以上に表現力豊かな津島さんでした。顎が外れている間の台詞は、うめき声しかないので、ここんとこの演技は映像付きで見たかったです。
顎が入った後の笑い声は、かなり壊れています。別の意味で怖~い(笑)

喧嘩しているトラたちのグルグルソングは、かなり豪華でした。
上野さんトラは、べらんめえ口調が上手です。よく舌が回っています。
歌トラ…、歌、上手くなってるじゃないですか(爆)
大倉さんトラの「見てみてぇ~(はあと)」がラブリ~(鼻血) しかし…、あれだけ 引っ込み思案だったのに、「やってやろうじゃねーか!」と喧嘩に参加するところは、さすが男の子ですね(は) 人間の子を食べなくても立派なトラになれたようで良かったです。「あれ~」「キャ~」なんて言ってますけどねえ…。
津島さんトラは、4匹の中で一番恐かったけど、歌声は人が良さそうです。
ひとしきり楽しませてくれた後で、トラたちは「トロ~トロ~♪」と溶けて、美味しそうなバターになっちゃいました(合掌)

ラスト、サンボが196枚のホットケーキを食べる宣言をしたせいで、パパとママはひっくり返ってしまいます。それを後ろから支えたのが、ホットケーキ役の大倉さんと上野さんだったのでしょうか?(台詞と音から勝手に想像) ホットケーキの帽子をかぶった二人も加わり、全員で挿入歌メドレーを歌って大団円を迎えます。舞台上では踊っているに違いありません。
ブラボー!アンコール~!!

このレコード・ジャケットには、舞台の様子がたくさん載っているので必見。こおろぎ’73の皆さんはメイクをしているので、いつもの顔とは違いますが…(上野さんはメガネをかけてないし)

日本教育会館 第2回コロムビアひまわりコンサート
歌、出演/眞理ヨシコ、こおろぎ’73
作詞/筒井敬介 脚本/筒井敬介 作曲/小森昭宏

サンボ、ナレーション/眞理ヨシコ
母/さとまさのり
父/津島隆文
トラ/こおろぎ’73
ホットケーキ/大倉正丈、上野博樹

ライブ盤 CZ-7071 (1980/8/30録音)

天女と漁師

漁師の津島さんは、美しい天女の羽衣を拾って、自分の物にしようとします。お宝を手に入れて御機嫌なのです。
困る天女を見て、他こおろぎ’73が返すよう説得。そして、舞を見せる事を条件に、羽衣を返すことにする津島さんなのでした。とってもききわけが良いです。漁師たちも、とっても人が良さそう。間違っても、「絶対返さねぇ。お前はワシの嫁になれっ!」とは言いそうにありません。
最後は、漁師たちも踊ってみせて、みんな仲良くめでたしめでたし。
みんなで踊り始めたところで、「生きてく男だー♪」の「だー」で、音を外している人いませんか?(汗)

歌/眞理ヨシコ、こおろぎ’73、コロムビアゆりかご会
作詞/武鹿悦子 作編曲/久石譲
EE-3059

無責任艦長タイラー

冒頭、植木等の無責任シリーズのノリとは一線を画すかのように、真面目で凛々しい口調のナレーションで始まります。正直、最初に聴いたときは、さとさんだと知っていたにも関わらず、別人かと思ってしまいました(苦笑)
でも、ずっとそのままの雰囲気ではなく、タイムボカンシリーズの「解説しよう」風だったりもしています。真面目さを残しつつ、おどけながら歌へと誘い込む、ここの部分が好きです。比較的長く喋っているし(笑)
台詞の合間に挟まっている短いナレーションは、『ちびまる子ちゃん』風に思えるところもあったなあ…。
さとさんの喋りは滑舌が良くてすごく聞き取りやすいですね!

『無責任艦長タイラー(宇宙一の無責任男シリーズ1)』
原作/吉岡平 音楽/山本正之
タイラー/山本正之
ヤマモト/松本保典
アザリン/本田知恵子
ドム/堀内賢雄
カトリ/子安武人
フジ/菅原淳一
アンダーソン/小野純一
ハナー/吉岡平
ヤスダ/とまとあき
ユーミ/志村佳奈子
エイミイ/太田薫
ナレーション/さとまさのり
富士見カセットブック PC-011 ISBN4-8291-9511-8 (1991/8/30)

シンデレラ

3人時代の録音なのだけど、その頃に個人で活動していた さとさんも参加しているので、聞いた分には4人こおろぎ’73になってます。
王子様は大倉さん。ナイス・キャスティング! いかにもという王子っぷりです。短いけれど、シンデレラとのデュエットもあります。低くなっていくときの声が美しい~!
「僕と踊って下さい」…はい、王子様
「夜通し踊っていたい」…はい、王子様!
「あ、まってぇ」…はい、王子様~!!
上野さん、津島さんは舞踏会会場の、その他大勢役。シンデレラの美しさに惚れこむ様子が生々しいです(笑)
さとさんの家来は、えらく事務的に、無表情っぽく話を進めていました。こんな感情の出ない さとさんキャラは珍しいです。

歌/眞理ヨシコ
脚色/田中ナナ
音楽/菅野由弘
演出/小森美巳
出演/眞理ヨシコ、後藤加代子、こおろぎ’73、他
「ディズニー名作カセット絵本 シンデレラ」CMZ-643-DR (1987/4/1)

シンデレラ=眞理ヨシコ
お妃=後藤加代子
鏡=橋爪功
王子様=大倉正丈
家来=佐藤方則